よく、自分は本来完全な存在なのだから、自分の全てを受け入れて流れに任せれば、物事は全て上手くいく、ということを目にします。
基本的に正しいと思いますが、誤解を招いてしまう可能性も高いように思います。
人の人生の大きな流れは、生まれてくる前に決めたテーマに沿って、大まかな流れは決まっていると思います。
ただし、基本的にどういう道を選ぶかはその人本人の自由意志に任されているのも事実です。
なので、あらぬ方向に行ってしまわぬようにガイドチームが付いているわけですが、あくまで船を漕ぐのはその人本人です。
前回の言魂の中でもアフォーメーションの話も出ましたが、あれは自分の潜在意識に働きかけ、ポジティブなエネルギーを生み出して波動を上げることになります。では波動を上げてどうするか。「動く」ことです。
いくら波動を上げて、ワクワクした気持ちを味わっていても、そのままじっとしていたら何も変わりません。
そのワクワクした中での直感を信じて動くことが一番重要なのです。
ともすれば、「自分は完全な存在」と毎日唱えていれば、何もしなくても自分の思うような状況に変わっている、と誤解する人も多いのではないかと危惧しているわけです。
動いた結果が、すぐ自分の思い描いたものにならなくても、それはそれで受け入れ、また動く。同じ方向なのか別の方向なのか、それは自分の感じていること、ガイドからのサイン、神様からのサポート、色々な判断材料があります。それらは同時に来るわけでもなく、直感で動き出したら、その後を追うようにサインが来て、直感から確信に変わったということも多いです。
満月／新月のお願いも、ガイドチームへのオーダーも、アフォーメーションも、行ったら一度忘れて、まずは目の前にあるものを行ってゆく、動いてゆくことが大事になります。そうすれば、ともかく前にいい方向に進んだ状況になります。自分が思い描いていたもの通りかどうかは別として。笑
そのへんは、全くの予定調和よりもハプニングがあった方が楽しいね、くらいにでーんと構えてしまった方が良いです。「おお、こうきたか。」的に。笑
「自分は完全な存在」はまさしくその通りです。でもそれを説いている人が、その後の行動が大事だということをあまり言っていない印象だったので、あえて書いてみました。
もちろん、その人達も判っていると思います。行動が大事なのは。
もしかして、それは大前提だから言わなくてもわかるでしょ、ってことなのかも知れませんが….。
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