新型コロナウィルス感染流行の意味

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新型コロナウィルス(COVIC-19)の感染流行が止まりません。
すでに南極大陸をのぞく全ての大陸での感染が確認され、全世界での感染者数が10万人を超えました。

この感染流行を直接的に見れば非常に悪い状況だと見えますが、視点を変えるとそこにはいろいろな意味があります。
特に日本にとっては、意識改革を起こすような重大な意味があるかと思います。

今回の新型コロナウィルス感染は、日本人がこれまで常識としていた様々なことを覆す意味をもたらしています。

まず、今巷で大騒ぎになっているマスク問題。
疫学的に見れば、マスクには予防の効果はあまり期待できないということ。
マスクは本来、ウィルスなどに感染した人がくしゃみや咳で飛沫を周囲にまき散らさないためのものです。
それを、健康な人がこぞってマスクをすることで、現在のようにマスクが足りなくなり、本来マスクをしなければならない人(感染者や医療従事者)に行きわたらず、それが原因で感染が広がる方がリスクが高いのです。
なので、あえて言います。健康な人はマスクはしないでください

今回の感染流行の前から、日本人はやたらマスクをしたがる傾向があります。
これは海外の人達から見れば非常に不気味に見える行為です。
海外では風邪をひくなど病気の人しかマスクをしません。なので、マスクをしている人=病気の人 という感覚です。
実際、日本人の私から見てもそう見えます。自分は健康なのに病人だとみられたいですか?

次はテレワークです。
政府からテレワークを推奨するよう企業に対して要請がありました。
企業側もそれに応えようとする凄きが広がっています。
政府要請の翌日に、あの電通が本社勤務5,000人全員をテレワークに移行したのには正直驚きましたが、その後も資生堂が全国8,000人を対象にテレワークに切り替えたり、経団連によれば、主要企業の7割が何らかの形でテレワークを導入したとのことです。

これまで、オフィスに出勤して働くというのが当たり前だと思われてきて、テレワークなんてIT企業の一部でしかできないよ、と言われ続けてきた常識が、今回の感染流行であっさり崩れ去りました。
もちろん、接客業など意向が難しい業種もありますが、少なくとも会社員=オフィスで働くというのは当然ではなくなってきます。

これがもたらすメリットは数多いです。
まずは、生産効率性が向上するということです、通勤で削がれていた時間と労力を業務に振り向けられますし、メンタル的にも向上します。
それよりも大きいのが、自己管理能力を求められ、成果での評価が強くなることです。
会社の管理が遠くなることで、評価基準はおのずと結果を重視する傾向になります。ですので、社員は管理のストレスから逃れる代わりに、成果をより期待され、それを全うする責任が重くなるのです。
無駄な窓際の行灯族は一気に淘汰されます。

昭和の高度成長時代から問題だった満員電車も解消されますしね。(笑)

自宅で仕事をする人が増えれば、例えば飲食業にとっても新たな市場チャンスが生まれます。
これまで、オフィス街や駅近くでした繁盛しないとされていたものが、住宅街での需要が生まれる可能性も大きくなってきます。
駅から離れれば家賃も安くなりますし、より開店のハードルは低くなります。
ここでもGDPの増大が見込めますね。
これが進めば、地方再生も可能性が大きく広がります。

もっと視点を広くしてみましょうか。
今、感染源である中国から各国のメーカーが生産工場を引き上げ始めています。
近年、中国の経済発展による労働コストの増大から、その動きがなかったわけではありませんが、新型ウィルス感染をきっかけにして、ベトナムやタイ、インドネシアなどに生産拠点を移す企業が増大しています。

これまで、日本をはじめとする先進国の企業は中国での様々な物資の生産に依存し過ぎていました。
今、身の回りで中国産でない工業製品を見つけるのが難しいほどになっていると言っても過言ではないでしょう。
その中国の生産・物流が止まったら?
まさに今の大騒ぎです。

もちろん中国との関係を完全に断てというわけではありません。
調達経路を分散化する必要があり、今回それをまざまざと突き付けられたというわけです。

本来、安易に労働力が安いところで物を作らせて、自分はそれを高く売って利ザヤを大きく儲ける、というビジネスモデル自体が間違っていると感じます。これは労働力の搾取に他なりません。
今回、うまく中国依存から抜け出せて、ほかの東南アジア諸国で同じようなやり方をしたとしても、それらの国が発展し、労働コストが上がり採算が取れなくなたっとしたら、また他を探すのですか?
今度はアフリカですか?では、そこで採算が取れなくなったら?

やがては、全てを食い尽くして、途方に暮れるしかないのです。

なので、本来の「自分で作って、不可価値をつけて売る」または、「自分自身で出来るだけ効率よく安く作って売る」という商売に回帰する必要があります。
今回の感染流行はそういうパラダイムシフトをするきっかけでもあるのです。

個人レベルから、企業、国レベルまで今回の新型ウィルス流行は様々なことを考え直すきかっけとなっています。
これに気が付く人が、アセンション(もうスピ界での死語?(笑))を迎えるのだと思います。

まあ、アセンションもそれぞれのパラレルワールドの一つに過ぎないのですが….(笑)

 

 


今の状況を変えてみたいとおもうのであれば、ここがきっかけになるかも知れません。

冒険家志望のあなたへ


 

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