鏡に映った自分

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暑いです!
まだ5月だというのに、東京は午前中に30℃を超えました!
北海道は35℃(!)を超えたそうです!!

今年も「観測史上初」が続発するのでしょうねぇ。

ところで、今年の春アニメではないのですが、MXTVで「続・終物語」やってますねぇ。
これまでの登場人物が全部出てくるらしいので、楽しみにしています。
で、この続・終物語のテーマが「鏡」。

結構深いんですよ、この鏡って。

老倉 育(おいくら そだち)の出てくる回は見てないんだよなぁ。
いや、終物語は観てるから、見えてないわけはないのだけれど、老倉 育の印象がほとんどない。汗
回想に近い形での登場だったからかな….。

まあ、いいや。笑

で、鏡ですが、鏡って左右逆に映るという認識が一般的。
文字は完全に逆。反転してる。

でも、例えば、右手にリンゴをもって鏡の前に立つと、鏡の中の自分はちゃんと右側にリンゴを持っている。
そういう意味では反転していない。

何もかもが反転するのであれば、本来上下だって逆さまになっていなければならない。

この反転現象を、鏡映反転と言うそうで、実は明確な定説が未だにない。
プラトンの時代からの2000年の謎。

さて、あなたは、鏡に映った自分を観て、左右逆になっていると感じるだろうか、それともそうは感じないだろうか。

東大の心理学教授の調査によると、3~4割の人が、左右逆とは感じていないそう。

ちなみに私は、感じない人(笑)

どういうことかというと、さっきのリンゴを右手に持った場合で見てみると、

・鏡の中の自分は「左手」にリンゴを持っている ⇒ 鏡映反転を感じている人
・鏡の中の自分は「右側」にリンゴを持っている ⇒ 鏡映反転を感じていない人

なぜ、こんな違いが起こるのかといえば、「視点を変えている」から。

鏡映反転を感じている人は、視点を「鏡の中」の自分に換えているから、リンゴを持っているのは左手=逆になっていると感じる。
一方、鏡映反転を感じていない人は、視点は鏡の前の自分のまま=リンゴは右側の手で持っているから、鏡の前の自分と同じと感じる。

ところが、鏡映反転を感じる人も感じない人も、文字は全員が反転する。
つまり、文字の場合は視点を変えていないわけ。
これは、「奥行き」がひっくり返っているから。奥行きがない平面上のものは視点を変えるだけの「奥行き」がないから。

人物などの物体は奥行きがあるから、視点を変えることができるので、鏡映反転が起こる。

つまりは、鏡に映ったものをある意味「錯覚」しているのである。


鏡の中の自分も鏡の前にいる自分も実は同じだし、真実。
でも、視点の置き方で見え方が違うし、2人で並んで映ったとしても、2人とも同じ見え方(感じ方)をしているわけではない。

これってとても大事なことで、人からこう見えている、こう見られている、というのが全て正しいわけじゃないということ。
どうしても自己肯定感の低い人は、人が言うこと見えることが正しい、自分は間違っていると思い込みがちだけど、そうじゃない。
自分自身を自分で見たときに感じることは真実だし、他人が自分を見たときに感じていることも真実。

でも、人から見たものは自分には判らない。
だったら、拠り所にするのは自分の感じたもの。

ただし、それは、自分を客観的に観たときのもの、という条件が付くけれども。

それを行うにはグラウンディングが重要なのですね。

あ、そうそう、文字を逆さにして鏡に映すと、左右反転しなくなります。(というか、反転しているように感じなくなる)
これがまた不思議。笑
それは説明しだすと、もう1日分必要になるので、またの機会に。笑

 

 


今の状況を変えてみたいとおもうのであれば、ここがきっかけになるかも知れません。

冒険家志望のあなたへ


 

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