リアルへの進化

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シン・ゴジラ。観ちゃいましたよ。
今日、地上波初オンエアでした。

去年これが上映されている時に、庵野さん監督だし観てみたいなぁ、と思ってたのですが、同時に「君の名は。」もやっておりまして、息子と久しぶりに映画に行こうと、どっちにする?と聞いたら、シン・ゴジラ落選だったのでした。
それからすっかり「君の名は。」にヤラれて忘れておりました。笑

いや、相変わらずスゴいですね、庵野さん。
エヴァに通じるものをビシビシ感じました。なんか容赦ないです。

そこに幻影はないんですね。何せリアル。

これまでのゴジラは、やはり「怪獣」として物語の中心にありました。
でもこの作品では、ゴジラはあくまで「突然やってきたとんでもない災害」なんです。あくまで主役は、その災害に対する「人々」なんですね。完全にヒューマンドラマでした。

全くの未知の存在に対して、それぞれ人の捉え方、感情も含めての対峙の仕方はバラバラです。
「そんなものはありえない!」という人もいれば、「それはそこに存在するんだ!」という人もいる。

最終的には、「何とかしなければならない!」という意識に収束してゆくのですが、それは収束しなければドラマにならないので、後半はまあ、そうだろう、という感じでしたが…。

途中、ゴジラの圧倒的な存在に、これって現実にあったら本当にこうなんだろうな、と怖くなりました。
これは、今までのゴジラにはなかったものです。

それって、ゴジラという分かりやすいものに置き換わってプロットされているだけの気もします。

リアルの世界にも「想定外」の事象は次々起こります。
その事象に呆然と立ちすくむか、とにかく逃げるか、果敢に立ち向かうか….。
どれも、正しいとか間違いとかの次元は超えているんだなぁ、とも思うのです。

一つの正解なんてなくて、その時その状況で解は変わるものだと思います。

スピ的にも大きな問題提起をしている作品だと思います。
未知の事象が目の前に起こったら、まずはそれが幻影だとかパラレルワールドの一つだとか、そういったことはまずおいておいて、事態を受け止める、受け止めることが必要なんだと。
否定してももうそこにあるものは否定のしようもないので、まずは受け止める。その姿勢が大事なんじゃないかと。

当たり前でしょ、という方も多いかと思いますが、案外出来ていないものです。
どうしても、自分の都合のよいように捉えてしまうのが普通です。そこに自分なりの楽観や希望、思い込みを排除して受け止めるというのは、非常に難しいことです。

でも、誰が否定しても何を言っても、それは存在しているんです。

そこからですよね。その存在に対してどうするかを全力で考えて、感じて行動してゆく。

単純ですけど、それが出来るようになったら人生8割達観していると思います。

そんなことを感じてしまう、シン・ゴジラだったのでした。

でも、前半の日本政府の対応ったら…。なるほど、お役所仕事で承認だなんだとやっていると、こういう事態には即時対応できないんだな、とつくづく思いました。
だから、エヴァでは、ネルフという日本政府の権限も飛び越える国連直轄の組織が必要だったと。
(まあ、結局ネルフも国連主導で潰されちゃうんですけどね。)

そういう観点でエヴァを見直してみてもいいかもですね。笑

 

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