タイミング

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ようやく晴れた朝の東京です。
しかし、この急展開の天候は何なんでしょう…。
先週まで、真夏日だ!また夏だ!って言っていたはずなのに。あの熱はどこに行ってしまったの!!?

ホント、このところ毎年思うのが「秋がなくなった….。」ということ。
夏が終わるかなぁ、と思っていると、あっという間に気温が下がって、途端に「何着よう!ってか、寒い!!」ってなっている気がします。春も同じ。くすごく短くなってる。ちょっと水が温みだしたら、急にガッと暑くなるし…。

ともかく、皆様、体調など崩されぬよう、ご自愛くださいませ。

さて、本題。

物事のタイミングって上手くつかむのが案外難しい。
本来のタイミングじゃないところで動き回って、全部を台無しにしちゃったり、逆にタイミングを待ちすぎて、見事に逃してしまったり….。

タイミングってよく「掴む」って言いますよね。
これが間違っているというか、誤解されているというか、そんな感じがするのですよ。

そんなことを考えちゃったことが、最近の私の周りでも起こっています。

先々月あたりから、Web関連の仕事の内容が変わるような流れが来ています。
これまで、制作中心できましたが、ポンポンと大きなディレクション(制作指揮)の仕事が持ち掛けられました。

制作の仕事だと、基本的に単発ですので報酬も単発。どうにも不安定です。
ディレクション案件も基本的にはそうなのですが、今回の話はどれも継続案件。
安定収入が見込めるので、何としても進めたいところ。

でも、これがなかなか進まない。
これらの案件を受けることは、よっぽどのことがない限りひっくり返ることはないのだけれど、先方都合で停滞します。

事業を行うための資金投下が、なかなか為されない。(この案件はもう3ヶ月引っ張られてる…。)
社長発注なのだけど、その社長が急に超多忙になってしまい、打ち合わせもままならない。

そんな感じで、こちら側で進められることは進めますが、基本的には待ち状態。

これらの案件、結構重たいので、私自身の稼働のかなりをこれらに費やすことになるので、制作の仕事をかなりセーブして待ち構えておりましたが、なかなか落ちてこない….。
でもいつ落ちて来るか判らないので、無暗に制作の仕事も入れられない….。収入も細くなっているし、どうする….。

と焦りも出てきます。

しかしながら、何もしないで居るわけにもいかないので、制作案件の営業をかけることにしました。
ところが、これまでであれば、提案10件で2、3件はヒットするのに、今回は全くなし。

ん?と思いましたね。

「まだ、タイミングじゃないんだ。」

ディレクション案件が動くタイミングではないということ。
このスケジュールのズレが今後、どういう意味合いを持つのかまだ分かりませんが、大きな意味合いがあるはずです。

もう一つピンと来たのは、私の場合、大きなステージの変更、つまり流れが大きく変わるときには、それまでに得たものが一度クリアされるということです。
一番わかりやすいのはお金ですね。一旦、ホントに厳しいところまで追い込まれます。

でも、ちゃんとギリギリで浮き上がるんです。
その辺の金勘定とスケジューリングは、ウチのガイドチームはたいしたもんです。笑
どうも、面白がってるフシもあるんじゃないかと思うのですが….。orz

なので、この辺のスケジューリングはガイド達に任せることにしています。
自分は目の前にあることをやるだけ。
制作案件の営業だって、半分以上は精神的な安定のためにやっているようなものです。
でも、本来の筋でないから実際に受注まではいかない…。それで凹むことはなくなりました。それはそれで意味があることだから。

タイミングを掴むというのは、流れにうまく乗ることだと思います。
それは運、不運の流れという意味ではなく、本来向かうべきものへの流れということです。
その流れに乗る前には、どうしても一度澱みに入らないといけなかったり、流れの方向性が変わるので大きく揺さぶられたりするのですが、それを顕在意識は「大変な目にあっている!!」と勘違いしがちです。で、バタバタと大騒ぎして事態がスムースに進まなくなってしまう、で結局遠回り…。そんな感じです。

なので、ピンチ!と思った時こそ気持ちを落ち着けて、周りをよく見ましょう。
で、ちょこっとジャブを出してみる。何か小さく行動してみる。それで判ることも多いです。
で、静かに流れに乗れるのを待つ(というか、日常をいつも通りちゃんと過ごしていく)のが一番の近道です。

本流の流れの速さと、自分が想像していた流れの速さが違うこともよくあるので注意ですよ。
流れが遅いのにひっちゃきになってオールを漕いでも、流れが速いのにのんびり座っていてもいけません。
流れに乗ったら、その速さを見極めてで上手く流れにのる。それがタイミングを掴むということです。

さてさて、私はまだ流れの手前の澱みにいますが、どんな速さのながれなのか楽しみにしています。

 

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