日本という国

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昨日、お昼ご飯をダイニングで食べながら何気なく付けたBS放送では、韓国の時代劇をやってました。
「王の顔」という16世紀中盤の朝鮮王朝の話ですね。
話の内容は半分判らず見ていると、ん!?鎧兜? そのうち「木下殿」というセリフも。
そう、豊臣秀吉の朝鮮出兵なんですね。

おお!と思い、改めて朝鮮出兵についてググってみますと、面白いBlog記事を見つけました。

ナツミカンのブログ「豊臣秀吉の朝鮮出兵の真実を、日本人として知って置くべき!

なぜ、秀吉はまだ国内が平定されていない状況の中、わざわざ朝鮮くんだりまで攻め入ったのか、いろいろな説があるようですが、この記事では当時の世界情勢も踏まえて、非常にわかりやすく、かつ説得力のある説明をされています。

簡単に言ってしまえば、当時、世界の覇者はスペインでした。
スペインは、宣教師を相手国に送り込んでなんとなくてなづけた後に、軍隊を送って完全制圧して植民地化するという手法で、アジアにも迫ってきていました。もうフィリピンまで来ていたのです。

当然、日本にもスペインから宣教師が来ていました。有名なフランシスコ・ザビエルが一番最初。
で、当時の宣教師は武装していたんですね。日本人は彼らの持ち込んだ「鉄砲」をあっという間にコピーして量産してしまったのです。こうして日本は数を圧倒する武力を手に入れます。

その様子にスペインはおののきます。時間稼ぎをしたり共闘して明を獲らないかと持ち掛けたりしてきます。
そんな中で秀吉は考えます。

「このままスペインが明を占領することになったら、明とスペインがやがて日本に攻め入ってくるだろう。そうなればいくらなんでも大変なことになる。だったら先手を打つ!!」

ということで、スペインより先に明を占領するために朝鮮出兵を決めるわけです。
当時、朝鮮は明の属国でしたので、朝鮮出兵の真の目的は明だったというわけなんです。
まあ、明まで攻め込めなかったとしても、朝鮮半島を占領しておけば明との緩衝地域として機能するということですね。

そういうアジア情勢における国難を避けるため、という秀吉の考えは日本の諸国大名にも受け入れられ、全国の大名が兵を出した結果、16万の大軍勢になりました。(関ケ原の戦いでさえ、東軍7万、西軍8万でした)

そんな日本に完全に恐怖したスペインは、これまた本国への報告を引き延ばしたり(まともに日本が強くて攻められないなんて報告はできないでしょ)和平交渉を持ち掛けたりしてきます。

ただ、ここで私は、日本ってツイてるなぁ、とも思うのです。
当時、スペインはその強大な海軍力をもってブイブイ言わせていましたが、その無敵艦隊が日本の朝鮮出兵直前に、イギリス海軍に撃破されてるんですね。

海軍力が落ちてしまったスペインは、極東に回すだけの海軍力の余裕がない。これがスペインが日本に攻め入らず、朝鮮出兵おも黙認した大きな要因の一つなわけです。

想えば、さらに遡った元寇の際も、神風(台風)が吹いて、日本は九死に一生を得ます。
思わぬ外からの力で救われているんですね。

そうしているうちに、スペインはオランダや英国に押されて、国力を落としていき、極東にかまっている余裕もなくなり、引き上げざるを得なくなりました。

結果、前出のBlog記事の最後にもありますが、日本、朝鮮、明は民族の純潔を守ることが出来ました。
もちろんこれは、ツキだけが成し得ることではありません。国内だけでなくアジア、ヨーロッパまで見据えた情勢判断をした秀吉、彼の意を汲んだ諸国大名、鉄砲をあっという間に量産してしまうような国民性、そういったものが揃ったからこそなんですが、そういうことを含めても、日本という国は守られているなぁ、と感じます。

「神の国」なんていうと、右翼団体みたいですが、そんな物騒な話ではなく、日本という国、日本人という民族は、守られてきていると思います。だからこそ、どう世界に対して対峙してゆくのか、個人個人が考える時なのかもしれません。
ちょうど、「国難選挙」も近いですしね。笑

余談ですが、その後の明治時代。日清戦争も同じような状況から日本を守るために行われたものでした。
今度の相手は清(中国)です。朝鮮半島は当時清の領土でしたが、朝鮮半島の内乱のおかげで、日本と清の仲が悪くなっちゃった結果、日本は簡単に清が日本に攻め込まないように、朝鮮半島を清から独立させるために起こしたのが日清戦争です。
朝鮮半島を緩衝地域にしたわけですね。
結果、日本の勝利で朝鮮半島は独立します。(日本統制に反発してクーデターが起きちゃったからなんですが…。)

第二次世界大戦までは、列強大国もすぐ武力で攻めてくる荒っぽい時代でしたので、すぐ国家間戦争になっちゃいますが、現代でも状況はさして変わらないと思います。
領土の取り合いから、パワーバランスの取り合いと取り合うものは変わりましたが、そういった争いの渦中に日本があることには変わらないです。
しかも、そのパワーバランスに武力を面前に出してきている隣国がある状況で、日本は知力と武力共に準備する必要があると思います。「守られている国」でもやはり自分で自分を守る行動は必要です。

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