この世の成り立ちと涼宮ハルヒの憂鬱

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いろいろ立て込んているというのに、また観させられてます….。orz

何を?って、またアニメですよ。

それも、今更ながらの「涼宮ハルヒの憂鬱」。(~ _~)

しかも、2009年放映の28話バージョン。(2006年時は16話)

嫌々観てるならやめれば?って思うでしょ。でもね、面白いんですよ。これが….。笑
参ったなぁ。

ちょっと気分転換に、プライムビデオをつらつらと探していたら、前週はなかった「涼宮ハルヒ」文字。
アニオタの風上にも置けませんが、まだ観てなかったんですね。
まあ、話題作だし、少しづつ観ていくか、と手を伸ばしたのが運の尽き。一気に17話まで観てしまいました。(爆)

で、5話目くらいで、なんとなく「こりゃ観させられてるな」と判りました。

内容をご存じない方のために、概略を説明すると、

ヒロインの涼宮ハルヒは、いわば「自分中心に世界を回す」ことができる力を持っているが、本人は全くその自覚はない。
彼女は平凡な生活に飽き飽きしており、宇宙人や未来人、超能力者を探すべく(学校の文芸部を乗っ取って)SOS団を結成する。
で、そこに集まってくる連中は、まさに未来人、宇宙人、超能力者だったりするわけで、それはハルヒの能力によるものだったりする。
つまり彼女が「望んだ」からそこに居るということ。
その中で物語の語り部の「キョン」は唯一の「普通の人間」のSOS団員なわけだが、その彼も彼女に望まれてそこに居るが、彼こそが彼女(の能力)にとってもキーになる….。

といった感じなのですが(なんだか、ほとんどちゃんと説明できていない気がする…。)、この設定自体が大きな意味を持っているのです。

ハルヒほど無茶苦茶なことではないのですが、実は人それぞれの個人のこの世の成り立ちは「自分が望んだこと」なのだということです。
しかも無意識に、です。

ハルヒは「無から現実を作り出すことが出来る能力」がある、とされていますが、これは私たちも同じです。
自分の目の前に広がっている世界は、自分自身で創り出しているのですから。
「こんな現実、望んじゃいない!!」と暴れだしたくなる人もいるかもしれませんが、顕在意識では望んでいなくても、潜在意識、それより奥の魂の部分で「望んで」いることなのです。
ただ、顕在意識とのギャップが大きければ大きいほど、歪みが大きくなりますし、顕在意識は苦しむことになってしまいます。

嫌だ嫌だと思っていることも、もう一度自分に問い直してみるとよいです。
なぜ嫌なの?本当に嫌なの?どうしてもやめたいの?見方を変えることはできないの?…..etc。

自分が楽しいと思っていることも同様です。
本当に楽しい?本当にやりたいこと?こうしているのが自分らしい?

自分へ目をむけることは、魂の方向を見極める第一歩です。
で、そのためには「自分を認めてあげる」ことが必要になります。自分を良いでもなく悪いでもなく、フラットに見ることが必要になります。
そのフラットな感覚を得るためには「浄化」が必要になります。マイナスなエネルギーはどうしてもネガティブな方向に向かいがちですので、バランスが取れません。

「自分を認めること」「浄化」が必要とよく言うのは、そういうわけなのです。

ハルヒの場合、フラストレーションが溜まると(無意識に)閉鎖空間を作り出し、そこで怪物が何もかもを破壊してゆくのですが、フラストレーションが増大すればその閉鎖空間は大きくなって、やがて現実世界を飲み込んでしまうという、はた迷惑な話でもあるのですが、これはマイナスエネルギーによる影響をデフォルメした表現のように思えます。
マイナスなエネルギーは自分で創り出すものでもあります。そういう意味では、自分で創り出したエネルギーで本来あるべき世界を覆ってしまうというわけです。

アニメとしては本当に良く出来ている作品だと思います。
京都アニメーション、いい仕事してますね。

しかも、2009年版では、8月終わりの2週間が延々とループする、という話を延々と8話もやったりしてます。
この7話まで全く内容が同じという、前代未聞も構成です。賛否両論かなり物議もかもしたみたいですね。
(私もビックリしました、というより半分呆れました。笑)

まだ、見終わってないこともあって、ちょっとしっちゃかめっちゃかな感もありますが、ご容赦ください。笑

全部見終わってから、またまとめてみたいと思います。

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