父親のガン治療の手助けにと、長岡に来ています。
去年も今年も正月にも帰れなかったので、久々の帰省なのですが、まさかこんな事で実家に居るとは夢にも思いませんでした。
父親本人は、いつも通りに元気な様子なのですが、さすがに気持ちは若干落ちているように見えます。
まあ、当たり前ですが。
取り急ぎ、手配した水素吸引機を運んできて、セッティングし、私自身でデモンストレーションをして使い方を説明。
父親も意外にあっさり受け入れて、私の後に早速吸引していました。
もともと頑固な人で、しかも化学系にも知識が深いので医学の分野でも王道にないものは中々受け入れてくれない人なので、まあ、ここまでは順調と言っていいでしょう。
しかし、一緒に持ってきたコロイドヨードの資料や書籍も渡したのですが、書籍を一読したものの拒否反応….。
予想した事態でそれほど驚きませんが、言葉を被せて無理に説得することはしませんでした。
父親は父親なりの考え方があり、同時に患者には治療を選択する自由があります。
それをまずは受け入れてあげることが必要かと思います。
そんなことを考えつつ、これは、自分を受け入れることに似ているなぁ、と感じていました。
まずは、自分をフラットにして相手を尊重してみる。言っていることを受け入れてみる。
そう考えているのか。
思っているのか。
感じているのか。
一度、自分の中に取り込んでみる。「それは違う!!」と心の中に叫ぶ自分が居たとしても、それはそれでよし。
ただ、ここは一度飲み込んでみる。
そうすると、自分の次の態度や言動に対する反応がシミュレーション出来る。
ああ、このまま言い返していたらますます意固地になる。固まってしまったら最後だ。
とりあえず、今はそっとしておくことにしました。
何だかんだいっても、本人は落ち込んでいます。そこに強い言葉で追い込んでしまっても、良い方向には変わらない。
焦らず、もう少し時間をかけて、少しずつ情報を与えて積み重ねるようにしよう。
本人のガイドチームやハイヤーセルフ(ハイヤーもガイドチームの一員ではありますが)の意向もあるし、もしこのまま拒否して最悪の結果になったとしても、それは、本人の選択であり、決められた寿命なのかもしれないし…。
そこを無理やり変えることはやはり違うと思うのですが。
ただ、変えるべき説得すべきものであれば、その時にはこちらの意志も強くなります。
それが、相手の本来の道に沿ったものであれば、こちらの意志の力も自然に強くなります。エネルギーのぶつかり合いになります。
そこのところの見極めが大事なところです。
説得しようとしている自分の意志が、自分のエゴなのかそれとも相手の魂の本来の方向性に合ったものなのか、自分をフラットにして見極める必要があります。
その見極める力の大本は、自分を受け入れることなのだと思います。
嫌な自分、かっこ悪い自分、イケてない自分、そんな自分も冷静に受け入れられる、できれば癒すこともできる、そんなことが相手にも出来るようになると思うのです。
明日には東京に戻らなければなりませんが、母親も一緒にじっくり向き合っていきたいと思います。
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