2015年12月の記事です。
いよいよ、スターウォーズ最新作「フォースの覚醒」が公開ですね!!
第1作「エピソード4 新たなる希望」が封切られたのが1977年。
壮大なるサーガが40年近い歳月で繰り広げられてきました。
ところで、このスターウォーズが実話であるという話がネット上でもチラホラ見かけます。
「スターウォーズ 実話」で検索していただければいくつか出てきますので、詳細はそちらに預けますが、重要なのはそれを形にしたスピルバーグのインスピレーションです。
スピルバーグが何かで「この物語は神話だ」と語っていたと思うのですが、まさにその通りだと思います。
古事記やギリシャ神話と同軸にあるもので、ある意味、神話をSFタッチで描いたらスターウォーズになったと言っていいと思います。
スピルバーグに限らず、クリエイターの方々は多かれ少なかれ、チャネリングを無意識にしているのだと思います。
よくミュージシャンがいい曲や歌詞が出来たときに「曲(歌詞)が降りてきた」という表現を使いますが、それがまさにチャネリングで表現すべきものを掴んだ瞬間なのだと思います。
この方々は、この世に来る際の設計図で「作品を作り、大衆に広める」ことを決めて来ているので、特に開発をしなくても、音や色、文字を通してチャネリングをする能力を持って生まれてきているのですね。
歌詞も「ああ、これは降ろしてもらったフレーズなんだな」というのを、特にここ最近耳にします。
21世紀に入り、人々の意識が物質から精神に移りつつある中で、最も人々の感情に訴えかける芸術の世界から高次のメッセージを伝え始めているのだと思います。
歌の歌詞が恋愛ものが多いのも、その一端だと思います。
恋愛という感情を通して、高次の存在は愛を伝えているのだと思います。一番刺さりやすいですからね。
絵画も、写実主義からシュールレアリズムまで手法は幅広いですが、画き手の情熱(=エネルギー)を乗せて表現することで、視覚を通した感動(=ポジティブ)を伝えているのだと思います。
そういう意味では、映画は映像・音・物語をいっぺんに組み合わせることが出来るので、メッセージを乗せるのにはうってつけの手法です。
そこには、最初のインスピレーションを受けた原作者が居て、それを物語の形にする脚本家がいて、その物語を形にする撮影スタッフと役者、さらにその物語の映像をより効果的に装飾する音楽家がいて….とたくさんの人々が同じメッセージを同じ方向性をもって表現しているのが映画です。
芸術が商業的になってしまっていると嘆く方もいるのですが、私は関わっているスタッフ達がより多くの人に作品を観てほしい、聴いてほしいという気持ちの集大成であり、それを実現するのにはどうしても今のこの世では大きなお金が必要になる、ということだど思うのです。
それを、受ける側が少しずつお金を負担して、結果全体として成り立つ形なのだと。
なので、お金自身もそのエネルギーを使って、作品の成り立ちに貢献しているわけですね。
それの何が悪いのかと思ってしまいます。
芸術はその時代時代で、在り方を変幻自在に変えつつ、本質を伝えるという意味では本当に凄いものなのですね。
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