阿蘇神社の楼門・拝殿が倒壊

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熊本地震により、阿蘇神社の参門、拝殿が倒壊してしまいました。
昨年、熊本に行った際にお参りさせていただき、阿蘇のパワーをいただいた神社で、哀しい限りです。

倒壊してしまった参門は、日本三大楼門の一つと言われ江戸時代末期(1849年)に造られたものです。重要文化財でした。
それは立派な参門でした。それが屋根を残して完全に潰れてしまいました。
日頃から親しくお参りされていた方は、それはそれはショックなことだろうと思います。
私も映像を観ていて心が痛くなります。

しかしながら、神様が居られる三つの神殿(一の神殿、二の神殿、諸神殿)は倒壊を免れたようです。
朝日新聞デジタル「阿蘇神社、楼門も拝殿も倒壊 神職「パニック状態」」の記事の上空からの映像では、倒壊した拝殿の後ろに三つの神殿が見えます。

拝殿も前半分が潰れてしまっているのに、後ろの神殿を守るように後ろ半分は残っています。
神様の力はやはり、すごい思ってしまいました。
阪神淡路大震災や中越地震でも、家の中のものは滅茶苦茶に倒れたりしたのに、神棚はなんとも無かったと言う話も聞きます。

これから、楼門、拝殿含め再建されることかと思いますが、大変な修復作業になるかと思います。
しかしながら、神殿は守られ、神社としてはきちんと残っていますので、いち早く復興されることをお祈りしております。

もう一つ、熊本には重要な神社である、幣立神宮がありますが、こちらは今のところ倒壊した等のニュースは入ってきておりませんので無事かと思われます。
幣立神宮は日本最古の神社であり、特に天津神の祖が降臨した場所でもあります。ともすれば伊勢神宮よりはるかに格上の神社です。
(境内には伊勢神宮は摂社としてあるほどです)
この神社がどうにかなるときは、それこそ天地がひっくり返るほどのことなのかも知れません。

熊本では地震発生から3日目に入ってもまだ震度5レベルの余震が続いています。
午後に入って圧迫されるようなエネルギーが少し和らいだ感じもあり、収束に向かっているように思えるのですが、まだ予断を許さない状態は変わらないようです。

ともかく、早く熊本はじめ被災地に平穏が訪れて欲しいと思います。

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