今年に入ってこちらのBlogに引っ越してきたのですが、前のBlogにも結構記事が残っておりまして、そのままにしておくのも何だなぁ、ということで、ポツリポツリとこちらにも持ってこようかと思います。
とまあ、前のBlogのデータをごそっと持ってきて….というのがWordPressと連携できないBlogだったのものですから、おいてきぼりにしちゃった次第です。汗
若干の編集・追記はしますが、基本そのままもってこようかと思っております。
昔から、オカルト的なものには興味はありました。
といっても、子供の頃にUFOものや心霊写真、怪談ものといったTV番組が好きでよく見ていた、という程度です。
実際に霊的な体験をしたのは、19歳のとき。
そのころ私は大学受験の浪人生で、ファッション誌に乗っていた新宿南口の占い事務所で、鑑定してもらったのですが、妙にその占いの先生と気が合ってしまい、気が付けば連日入り浸っているような状態でした。
(鑑定してもらうのではなく、単純に遊びに行くという感じです。)
そんなある日、先生のお弟子さんの一人が瞑想の講座(今で言うセッションですね)を始めるということで、初回の講座にサクラで参加してくれないかと頼まれました。
当時はいい加減な浪人生でしたので、軽い気持ちで参加する事にしました。
場所は今はなき、新宿コマ劇場の地下スタジオ。
講座が始まり、座禅を組んで指導を受けながら瞑想状態に入っていきます。
すると、スタジオの中を子供が走り回る気配と足音が聞こえてきました。その気配は本当に子供がはしゃいで走り回っている、という感じでした。
「え!?何で子供が居るの?」と思う間もなく、正面の壁から大人の男女の気配。
目はつぶっているので、感覚的なビジョンが見えました。
防災頭巾を二人ともかぶっています。そして走りまわっている女の子も。女の子は年のころ10才くらい。
「ああ、空襲で亡くなった家族なんだな。女の子とご両親。こんなに元気で明るい子も犠牲になっちゃったんだなぁ…。」
と思った瞬間、背中にその女の子がドンッ!と来たのが判りました。
まるで、背中におぶさってきた感じです。
そのまま講座も終わり、関係者で喫茶店で食事をしながら反省会をしようと移動したのですが、その間もその子は私にくっ付いたまま。これが重い!!本当に一人の女の子を背負っているかのようでした。
しかも、背中に大人しくいるわけではなく、足に移ったり、腰にしがみついたり、とあちこち動くんです。
多分その時の私の歩く姿は、端からみれば異様だったでしょうね。笑
喫茶店で、弟子先生に聞くと、やはり先生も見えていたそうで、ご両親が心配している、自分の娘は自分が死んだことが未だに判っていない、それが心配で成仏できないと言っていたとのことでした。
私が、瞑想状態で霊体とコンタクトしやすい状態で、女の子に気持ちを寄せたために、この子が付いてきたというのです。
この子を何とかできませんか、と頼んだのですが、今は無理に引き剥がすのはその子のためにも良くないから、とにかく今日はそのまま持って帰って、とかなり乱暴な放置プレイを受け(笑)、仕方が無いのでその日はそのまま帰りました。
自分の部屋にもどったら、もう見るもの全て珍しいらしく、「これなあに?」攻撃を受け続け、一通り満足すしたところを見計らって、「お父さんお母さんが心配するよ。」諭すと、その夜は大人しく帰っていきました。
やれやれ、と思いつつ、翌日出かける為にシャワーを浴びていると、いきなり「ドンッ!」とまた来てしまいました。
それから、ひとしきり話し相手をさせられ、満足したところでフッと帰っていきました。
それから10日間ほどでしょうか、そんな状態が続き、さすがに私も辛くなってきたので、師匠先生に相談したところ、その場で祓ってくれました。(抜いたという感じでしたね。)
この事件で、私の霊感スイッチがONになってしまったようです。
それから、クルマを運転しても、電柱の影からこっちをみていたり、フッと前を横切ったり、自分の家の電話が鳴るのだけど、取ってみると切れている…。そんなヘンなことが身のまわりで起こるようになりました。
でも、生活に支障が出るようなとこななかったので、とりあえず普通に暮らしてきました。
昨年の秋までは、そんななんとなく「視える」人だった自分でしたが、2014年の秋に転機が訪れます。
あの頃の新宿駅南口はまだ開発前で、バラックが建っているようなところでした。
そのバラックの一つが占い師の先生の事務所でした。懐かしいなぁ…。笑
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