本屋の雰囲気

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意気揚々とジムに通い始めたものの、軽めのメニューとはいえ全身の筋肉を動かすと翌日はあちこち筋肉痛です。
今日は特にお尻が筋肉痛…。笑
筋肉痛があるときは筋トレしても筋肉がさらに壊れるだけなので、トレーニングしない方が良いとのことで今日はお休みです。
ところで、久しぶりに本屋に行きました。本当に久しぶりだったので、感慨深かったです。

なぜにいきなり本屋の話かといえば….。
ジムのある建物の1階・2階にTUSTAYAがあるのですが、ここは元々は蔦屋書店でして、ちゃんと1階は本屋です。
ジムの入会申し込みをしようと行ったものの、ちょうど受付時間の挟間に当たってしまい、1時間ほど暇になってしまったので1階の書籍売り場で時間を潰すことにしました。

ちゃんと本屋に入って、じっくり時間をすごすのは7,8年振りです。
改めて感じるのは、本もそれぞれエネルギーを放っているんだなぁ、ということ。
文庫本しかり、新書しかり、ハードカバーも自己啓発のものと小説では全く感じるエネルギーが違います。
確かに平積みされて売れている本は、活き活きした(というのも変ですが)強いかなり直球なエネルギーを放っています。
でも、そんな自己主張の強い本ばかりが良いものではないもので、ちょっと奥の料理本のコーナーに行くと、穏やかでありながら凛としたエネルギーを感じたりします。

そうやって本棚に収まっている本達ですが、向こうもこっちを見ているんですね。
よく、何気に本に呼ばれているような気がして手にとってしまう、ということがあるかと思いますが、まさにそれです。
「たぶん、あなたに私は合っていると思うよ。」とか静かに語りかける本の一方で、「ねぇ!ねぇ!読んでみ!面白いと思うよ!!」と元気な本もいたりします。笑

ガイドチームが導くことも、本屋あるあるです。
その本を買うまでいかないにしても、手にとってパラパラめくるだけでも、そのとき必要なことを気づかせてくれることもあるのです。

そんな本達のエネルギーに満ち満ちている本屋は独特な雰囲気をかもし出してるなぁ、と感じたのでした。
思えば、同じように本がたくさんある図書館はまた違った雰囲気ですよね。
やはり新品の本が少ないせいか、強いエネルギーはあまり感じません。それなりに時を経て本達のエネルギーも落ち着いているのだと思います。
それはそれで、とても落ち着くエネルギーで少し重いですが良い感じの雰囲気を作り出しています。

最近は本もネットで買うことが半ば一般的になってきて、街の本屋も減少傾向にあるようですが、やはり実際に並んでいる本を目の前にして、そのエネルギーを感じつつ選ぶ、ということも案外大事なんだなぁ、と思ったりしました。

そのTSUTAYAもそうですが、最近、本屋さんに試し読みコーナーがあったりします。ちゃんと椅子とテーブルがあったり、ゆっくりくつろげるソファーがあったりで、それこそゆっくり読みながら選べたりします。
本とのお見合い場所みたいな感じです。本自身もちゃんと気に入って買ってもらいたいと思っているでしょうし、とっても良いことだと思います。

ちょっと仕事が落ち着いたら、ジムに行きがてらゆっくり本を選んでみようかなと思ったりしました。

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