昨日から一泊で、新潟県の長岡に仕事絡みで行っておりました。
蓬平温泉の「よもやま館」という温泉旅館です。
この旅館は、私の中学時代からの親友が専務でおります。
私は、父親の転勤で小学校5年生から中学3年生まで長岡で暮らしました。彼はその時からの親友です。
今関わっているプロジェクトに参画してもらいたく、彼にコンタクトを取って訪問してきたのでした。
中学生のときにも良く泊まらせてもらったものですが、そのときは所謂「お泊り」的な感じでした。けれど、今回は仕事絡みということもあり、普通の宿泊客としてのサービスも提供してもらいました。
一緒に食事を採り、その後も酒を酌み交わしながらお互いの近況から、これからの展望、いろいろ話をしました。
結果、仕事の件は一緒にタッグを組めそうですし、地元の中学時代の同級生も巻き込みながらの展開に持っていく展望も持てました。
とても、とても楽しみです。ワクワクします。
そんな中で感じたのは、彼との「縁」です。彼だけではなく、地元の同級生も含めた「中学時代の縁」です。
よく、社会人になってもつながりがあるのは高校時代や大学時代の同級生という話が多いですよね。
私の場合は、圧倒的に中学時代の友人達なのです。
同窓会も出席しているのは中学時代のものだけです。
旅館の彼に至っては、大学も一緒でした。(私は浪人したので、現役の彼は先輩になりますが。笑)
お互いその頃は連絡も取っておらず、お互いがどの大学に行ったのかすら知りませんでした。
大学に入ってばったり生協の脇の階段で出会ったときには、お互いに「なんでお前がここにいる!!??」と叫んだことを今でも覚えています。
自分でも不思議に思っていました。なぜ自分は中学時代の友人とこんなに繋がっているのだろう….と。
もちろん嫌なわけではないのですが、あまりそういう話は聞かず、単純に不思議に思っていました。
今回、ようやくその縁の意味の一つが判りました。
そのプロジェクトは、地元も含めての展開を見越しているので、最初は彼自身に動いてもらおうとも思っていましたが、必要しているうってつけの人材が地元の中学の同級生にいたのです。しかも二人も!
プロジェクトのお膳立ては出来たも同然です。
彼からその言葉が出たとき、そうだ!そうだ!ヤツがいた!と思うのと同時に「ああ、中学の連中と繋がってきたのはこのためもあったんだ」と腹落ちしました。
こんなに見事にパズルのピースが揃うなんて、滅多に無いことです。
タイミングも絶妙です。
よく、運命は決まっているか否かという議論がありますが、私は「基本的には決まっている」と思っています。
というのも、人は生まれる前に設計図を作ってこの世に下りてくるという話を前にもしたかと思います。
設計図はあくまで設計図なので、それしか選択肢がないわけというわけではないのですが、順調に行けば「設計図通り」ということになります。
宿命と運命は違うという話もまりますが、私は基本的にはその「設計図」ありきで、途中の設計変更もあり得るということではないかと思うのです。
その設計変更した結果が、この世に今回下りてきた目的に合致するかはまた別の話になってきますが…。
つまり運命は変えることもできるけれども、基本的には決まっており、その通りに人生を全うすることが当初の目的通りということだと思います。
なので、人生の「流れ」に逆らわず生きてくると、今回のような本当に不思議なことに思えることが「必然」として起こってくるわけです。
その「流れ」はいつも穏やかだと楽なのですが、これがそうもいかないところが難なのですが。笑
でも、それでも起こること全てに意味はあるのです。無駄なことはひとつもないのです。
全てはつながっているんです。
そんなことを改めて思わせてくれる出来事でした。
最後に、「よもやま館」ですが、贔屓目を除いてもいい旅館です。
15室の大きくはない旅館ですが、館内、温泉、料理、どれをとっても隅々まで気持ちが通っており、本当に感心します。
温泉も「美肌の湯」というだけあって、お肌ツルツルです。
料理も、帝国ホテルでも修行した彼のお兄さんが料理長で就いており、和食なのですが、ところどころ洋のエッセンスも入った非常に奥深いものです。
もし、長岡にご縁があった際にはぜひご利用することをおススメします。笑
最後は宣伝になっちゃった。笑 でもホントにいい宿ですよ。
私もホテル業界に居りましたから、自信を持っておススメします。
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