2015年12月の記事です。
実は、今ちょっとハマっているアニメがあります。
詳しくはコチラの方が良いかと。
ザックリ言ってしまえば、神様のバトルアニメです。笑
主人公は、社を持たず(後に手の平サイズの社を手に入れますが笑)5円で何でも引き受ける万屋の無名の神(!)。
出てくるキャラクター達も、七福神や天神様(菅原道真)なのですが、まあキャラ設定が少々乱暴。笑
(特に大国主命なんざ、ガラの悪い不良爺さんだし…。汗 ああ、昔から頼りにしている大国主命のイメージが…。orz)
また眷属も神様の道具(主に武器)に変化する「神器」というものに置き換えられていますが、神が認め名を与えることで使役されるのも面白いです。
最初は神様を題材にしているので興味を持ったのですが、この作者(あだちとか)は結構神様を研究していることが伺えます。観ていると、ほう、こういう見方の出来るのね、と気付かされることも多いです。
実際には違うのですが、神は基本的に人に信仰されることで生まれ存在することができ、人から忘れられてしまうと消えてしまう、という見方はある意味面白いと思います。
実際には万物に神は宿りますが、一方で信仰の対象とならなければ此岸(この世⇔彼岸:あの世)では見る事が出来ないということも言えるかと思います。
浅い話では、社を持たない神様は天高原(天界)に行くことは出来ない=社は天界とつながっている次元エレベーターみたいなものと設定されていますし、社を持つことで天津神として「天籍(天界での戸籍みたいなもの)」がもらえるというのも面白いです。
では、国津神は?ということになると、基本的には伊勢系の捕らえ方であるようなので、天津神のなかに一緒くたにされているようです。笑
全体に各神々のキャラクター設定も神々しいものではなく、それぞれに思うところもあり時には厄災も招き、そういう意味では非常に人間くさいものになっています。
しかし、本来神様ってこうなんじゃないかなぁと思います。
私が古事記やギリシャ神話が好きだったのですが、神様って案外お茶目なのねと思えるところがあるからなのです。
人知を超えた力を持っていることから、人間からは畏れ敬われていますが、神の目線から見てみれば案外こんなものかも知れません。笑
出てくる用語も難しいものが多いのですが、これも調べてみると色々なことが判ると思います。
用語を紐解くだけでも神様が身近に感じられると思いますよ。
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